[ コンソーシアム概要 ]

具体的なコンソーシアム活動と国際連携

1  情報収集と共有、および対外的情報発信
コンソーシアムでは、年4回開催される定例会で、国内外からの講演会、研究報告会、海外技術動向、熱電関連国際会議報告、メンバー企業所有熱源見学会、特別会員(研究機関、大学)研究設備見学会、交流会等を行っています。表1にこれまでに実施したコンソーシアム定例会での類別講演内容の件数とシンポジウム・見学会の件数を示します。また、表2には開催したシンポジウムの概要を示します。

 

表1 コンソーシアム定例会・シンポジウムでの類別講演内容のまとめ

 

表2 開催したシンポジウムの概要
 

また、国際熱電学会(アメリカ、欧州、アジア周回開催)、欧州熱電学会(欧州開催)、日本熱電学会、人とくるまのテクノロジー展(横浜、名古屋開催)、サーモテック2009において、エキシビジョンブースを設置し、メンバー企業の製品や関連技術、WG研究開発成果、大学および研究機関の成果を展示、発信、および商談を行っています。国内における開発動向調査として、調査会社・シンクタンクに市場・技術調査を依頼し、現在までに2度調査を実施しています。

2 共同技術開発WG活動(産学公連携による技術・ビジネスパートナーシップスキーム)
排熱発電コンソーシアム内には、産学公コンソーシアム参画メンバー間での技術バリューチェーン構築とプロジェクト役割分担型共同実施による自立分散的なパートナーシップ構築取り組みを実践する枠組みとして「共同技術開発WG」が随時設置され、戦略的競争資金など公的予算による技術開発補助事業や委託事業プロジェクトへの共同申請や研究開発事業、実証事業等の推進を行っています。表3はコンソーシアム内に設置され活動してきた国内プロジェクト関連の共同技術開発WGの一部をまとめたものです。このほか、大学間連携による文部科学省/日本学術振興会による科学研究費補助金等は数多く取得しており、2009〜2020年度に主として排熱発電コンソーシアム参画メンバーおよびWGチームが獲得した委託・補助プロジェクト総額は12億円超の実績を有しています。
 共同技術開発WGはコンソーシアムメンバー間での公的予算申請に資する活動取り組みとして構成されることが多句なっていますが、それ以外に、これまでに国際連携では、EUにおいて実施されたFP7(第七次研究枠組み計画 : 2007〜2013年)における熱電発電技術開発での連携や、日欧連携型プロジェクト立案業務支援に加え、中華民国(台湾)の熱電排熱発電関連企業および実用化開発に注力しているドイツ連邦共和国フラウンホーファー研究機構等の研究機関との連携において国際連携型WG活動を実施してきた実績を有しています。国内外における共同技術開発WG活動は今後も拡大継続して行く予定です。

表3 排熱発電コンソーシアムにおける共同技術開発WG活動の例
 

 活動概要資料

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入会関係資料

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